どんなビジネスにおいても「リスト」は非常に大事です。特にネットワークビジネスにおいては、ビジネスを始めて早々にリスト切れを起こして、伝える人の候補がいなくなってから集客の必要性に気づく人が多いです。
こうなると伝えるための集客が始まってドツボに嵌って、負のスパイラルから抜け出せなくなるので注意が必要です。
もし、あなたの現状がこれに当てはまっていれば現状打破のヒントに、これからネットワークビジネスを始める人は効率よく成果をあげるヒントになるので、ぜひ活用してください。
Contents
嫌われたくなければ絶対知るべきマトリクス
ネットワークビジネスを始めると、まず最初にだれかれ構わず電話してアポを取るように教えられます。ここで多くの人は抵抗感を感じてしまうんですけど「あなたが成功したら、もう関わることはないから嫌われても大丈夫」という、半ば洗脳に近いマインドセットをされることで、テレアポ特攻隊としてデビューできるんです。
確かに、この方法でアポを取った方がその後の勧誘がうまくいきやすいこともありますし、能力に関係なく誰もが同じ方法をマネできるから間違いではありません。ただ、このやり方でアポを取ってもいい相手とダメな相手がいるんです。
これは人脈のマトリクスといって、あなたと関わる全ての人にもれなく当てはまるものです。いわば、数学や物理でいうところの原理原則。それぞれ何を意味していて、どう対応すればよいのかを知れば、あなたのビジネスは劇的に変化します。
ウォーム・マーケット
図の上半分の領域はウォーム・マーケットといって、既にあなたと会ったことがある(顔と名前が一致している)人が分類されます。さらにこれを左右で分けていますが、その基準は商品に関するニーズの有無で分けられています。
①ウォーム かつ 顕在的ニーズ
あなたの知り合いで尚且つ副業に興味があったり、将来不安があったりする人がここに当てはまります。もうビジネスを求めている人なので、正しい情報・知識を伝えてあげれば簡単に決まる人たちです。
②ウォーム かつ 潜在的ニーズ
あなたの知り合いではあるけど、ビジネスを求めていなかったり、そもそも何に悩みがあるかがわからない状態の人です。なので、しっかりとヒアリング(セッティング)してニーズを引き出していきます。そうすることによって、相手は①の領域に移るので、ビジネスの提案を受け入れてもらいやすい状態になっています。
コールド・マーケット
図の下半分の領域はコールド・マーケットといって、まだあなたと会ったことがない(顔と名前が一致しない)人が分類されています。
③コールド かつ 顕在的ニーズ
初めて会うけどビジネスに興味がありそうな人です。よくセミナーや異業種交流会、紹介でお会いする人がここに該当します。出会っていきなりビジネス提案しても、信用関係がそこにはないので受け入れられにくいです。なので、まずは信用関係を築く(仲良くなる)ことからスタートすることで、相手を①の領域に引き上げていくとうまくいきやすいです。
④コールド かつ 潜在的ニーズ
未だ見ぬ人たち全てがここに当てはまります。①〜④のどこが最もたくさんの人が当てはまるかというと、圧倒的に④になります。つまり、ビジネスにおいてこの④領域をいかに集客して、あなたのリストに加えるかが成否を握っていると言っても過言ではないぐらい重要なポイントです。
友達だけがお客さんのビジネスで成功はあり得ない
とにかく①領域にどれだけ多くのリストを集められるかが勝負です。そのために②〜④領域の全てを新規開拓していく必要があります。間違ってもウォーム・マーケットだけで成功しようなんて思ってはいけません。
仮に、ラメーン屋を開業するとしましょう。来る日も来る日も、お客さんは知り合いだけであれば、そんなお店はすぐに潰れてしまいます。どんなお店も、新規のお客さんをいかに増やしてリピートしてもらうかが大切なんです。
だから、とにかく片っ端から知り合いに電話をすれば成功するなんて話は鵜呑みにせず、それをやりながらも新規リストを集めるように人脈の概念を理解してビジネスに取り組んでみてください。
コメントを残す