ビジネス初心者が権利収入を目指すのは間違っている!

ネットワークビジネスをやっている人の多くが追い求めている「権利収入」

もし事故や病気で働けなくなってしまったり、老後の年金が足りなかったりしても、普段の給料とは違って、働かなくても(自分の時間を使わなくても)継続して入ってくる収入があると安心ですよね。ネットワークビジネスは、大成功して大金を手に入れたい人だけじゃなく、こうした将来不安の払拭のために頑張っている人も多いです。だから人それぞれ目標金額は違っていますが、「権利収入」「不労所得」をつくりたいという考えは同じです。

でも、もしあなたが権利収入が欲しいと思っているなら、最初に権利収入をつくろうとしてはいけないんです!

ビジネスでの稼ぎ方

ビジネスでの収入には、小さいけど継続的に入ってくる通称:チャリン♪収入、大きいけど単発で入ってくる通称:ドカン!収入の2種類のタイプがあります。それぞれの違いををモデルに解説します。

1.チャリン♪収入

牛の乳搾りをして、牛乳を売ればお金を稼ぐことができます。例えば、牛1頭は1日に最大1Lパック約40本分の牛乳を出すので、1本100円で出荷したとすると、4,000円/日の収入になります。エサ代や経費を差し引くと利益はもっと少ないですが、16頭いれば6.4万円/日の収入になり、月間で約200万円ぐらい稼げて、利益率が20%だとすると40万円近く残るので生活もできるとします。

でも、肝心な牛はタダでは手に入りません。牛1頭を50万円とすると、16頭を一気に買おうとすると資金的にキツイので、1頭ずつ買うことにします。

そうすると、4,000円/日の中から経費と生活費を捻出して、残った利益を貯めていって50万円貯まれば1頭を買い増すという流れになりますが、これだと50万円貯めるのに625日(約2年)かかります。つまり、牛16頭揃えて権利収入で生活できるまで30年かかります。

ビジネスを始めて最初に権利収入をつくりにいくということは、こういうことをしようとしているのと同じなんです。

2.ドカン!収入

牛ではもう1つの稼ぎ方ができます。子牛を育てて、肉牛として販売するんです。子牛を1頭50万円で買ってきて育てて、利益50万円を乗せて販売すれば、一度で大きな収益をあげることが可能になります。頑張れば牛16頭分の資金を短期間で稼ぐことが可能です。

これは単発の収入になるのが難点ですが、次は手元に100万円が残っています。資金が大きくなればなるほど、有利なビジネスに取り組むことも可能です。次も牛を買って儲けてもいいし、もっと利益率の高いビジネスで稼いでもいいし、資金があると選択肢が増えていくんです。

でも、そもそもビジネス初心者は、こういった収入の違いを知らない状態でスタートすることが多く、最初にやり始めたビジネスに固執してしまう傾向にあります。そうなると、いくら稼いでも効率が上がることはないので、疲弊しきってしまう人が多いのも事実です。

あなたのビジネスの目的は?

あなたが権利収入をつくりたいと思っているなら、いきなり権利収入だけつくりにいくのではなく、手段に拘らずとにかく収入をつくってから、不動産や株を買ったりして不労所得をお金で買ってつくればいいんです。最も効率よく考えるなら、牛乳を売りながら肉牛も売ればいいんです。

副業やビジネスを始める人には、必ず理由があります。しかも「いつまでには。」という期限付きの理由であることがほとんどです。明確に期日まで決めていない人もいますが、「達成するまでに30年、50年かかってもいい!」と思ってやっている人はいないと思います。

時間は有限

だから、お金・収入の目標達成の先送りは絶対にしてはいけないんです。

 

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